二十四節気「白露」と冬瓜スープ

9月7日から二十四節気の「白露」に入りました。
昼夜の気温差が大きくなると、朝夕には露が降りるようになり、この露のことを「白露」と名付けたそうです。
今年は、まだまだ夏感大、湿気も高く、今日は、朝の最低気温28度、最高気温34度のようで、露なんかまだまだ見られなさそうです。
とは言っても、お食事は冷たいものばかりでなく、温かいものも美味しいなあと思うようになってきました。皆さんはいかがでしょうか?

 

★ある日の夕食★
冬瓜の薬膳風スープ

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★食材の東洋医学的効能★
【冬瓜】
→清熱利水消腫 からだの余分な熱を収め、利尿してむくみを消す
【黒きくらげ】
→活血凉血止血 血行を良くし、血液中にこもった熱を収め、出血を防ぐ
→潤肺益胃 肺を潤し、胃を丈夫にする
【なつめ】
→補中益気 胃腸などの機能を丈夫にして元気をつける
養血安神 造血機能を促進し、精神を安定させる

冷たいものを飲食しがちな暑い日が続いてきましたが、私の胃腸にもお疲れがたまってきたようで、残っている食材で作ったスープがからだにしみわたりました!メインの冬瓜はからだの余分な熱をとってくれる働きをしますが、あたたかいスープにすることで、胃腸にやさしいものになったように思います。

 

まだまだ暑さと湿気が強い日が続きそうですが、どうぞお元気でお過ごしくださいね。

 

和花鍼灸院

熊本 和

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