熊本　和

くまもと　かず

はじめまして。 和花（のどか）鍼灸院の熊本 和と申します。 私は大学卒業後30年間の社会人生活の中で、いくつかの体の不調に悩んだ経験がありました。不調の箇所ごとに、例えば、内科、皮膚科、胃腸科、整形外科などの専門医を受診。そんな中で、東洋医学的な鍼灸治療に出会い、身体をパーツごとに分けるのではなく、また心までも体と一体としてとらえて治療することの効果に驚き、感動しました。 鍼灸師を志すきっかけとなったのは、家族が難病に罹り、寝たきりになった経験です。医療の手による治療には感謝していますが、ある限界を超えた状態では手の施しようがなく、ベッドで寝ているだけの日々でした。そんな様子を見て、東洋医学の知識や技術なら、何かしらのサポートができるのではないか、また、大きな病気になる前に予防することもできたのではないかと思いました。 私が鍼灸師になる前に両親が亡くなってしまったのはとても残念ですが、両親にできなかった分まで、和花にお越し下さる皆様に鍼灸を通してお役に立ちたいと考えています。病気になる前の段階で、東洋医学の理念である「未病治」の考え方に基づいて、予防や健康管理にも力を入れていきたいと思っています。 そして、治療を受けていただくことで、抱えている症状が治るだけではなく、その人らしい生き方ができることをめざしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします。