二十四節気「寒露」と秋の味覚
先週10月8日に二十四節気の「寒露」に入りました。この時期は秋が深まり、夜には肌寒くなり、朝夜の露がより一層冷たく感じる頃とのことです。
確かに朝晩の気温は下がってきましたし、夕暮れもかなり早くなってきましたが、大阪では「寒」「露」などの文字はまだまだ似合わない感じですね。それでも少しずつ季節の進行を感じながら過ごせるのはありがたいことです。
この時期に美味しいものをふたつご紹介。
秋刀魚。今年は豊漁だそうで私もいただきました!丁寧に塩水で洗ってから降り塩をして焼きました。ふっくらと美味しかったです。
お皿が丸いので秋刀魚がほっそりしているように見えますが、脂がのっていて身もたっぷり。
【秋刀魚の東洋医学的な作用】
・気を高め余分な水分を排泄
・腎を補給しいらだちを解消
・体にこもった熱を収め、視力向上
もうひとつは栗。それも栗の渋皮煮!患者さんがたいへんな下処理をしてコトコト煮て持ってきてくださいました。上品な美味しさ!見た目も美しい!!
【栗の東洋医学的な作用】
・胃腸などを丈夫にする
・腎を補養し、筋肉や関節を丈夫にする
・血行を良くする
季節の食材を美味しく楽しんで健やかに過ごせるといいですね。
和花鍼灸院 熊本 和